離乳食にオートミールがオススメの理由4つ

オートミール 育児

こんにちは、管理人のwataです。
みなさんは離乳食にオートミールを使っていますか?
最近では栄養素などが注目されて大人向けのダイエット食品としていろいろなメニューが紹介されていたりしますね。その影響か、最近はスーパーでも複数のメーカーのものを取り扱っていたりします。
そんなダイエットで注目されているオートミールですが、赤ちゃんの離乳食にも活用できるんです。

「鉄分や食物繊維が豊富で…」という栄養面の事ではなく、食べやすさや準備のしやすさなど、「オートミールを使うと便利になりますよ」、という側面からのメリットをご紹介していきます。

準備が楽

10倍粥から始まった離乳食も中期になると食べられる食材が増えてきますよね。オートミールも、この中期から与えてOKです。
水や牛乳を加えて電子レンジでチン!こうしてお粥にすることで、短時間で主食(炭水化物源)を用意することができます。

炊飯器でもお鍋でも電子レンジでも、お粥って作るのに結構苦戦しますよね。私も色々試してきましたが、手間も時間もかかりそれなりに何度か失敗もして苦労しました。でもオートミールならそんな心配は御無用です。ちょっと大きめの器にオートミールと水(牛乳や豆乳でも)をいれてレンジで温めるだけで完成です。
ですから「お粥の冷凍ストックがなかった!」「お鍋でお粥作っていて吹きこぼして失敗した」なんて不測の事態に陥っても、もう大丈夫です。

さらにもっと便利な使い方もご紹介します。
それは、オートミールをヨーグルトで戻して(ふやかして)あげることです。

大人も同じように食べることができますが、オートミールにヨーグルトを加えて一晩冷蔵庫に置いておくだけです。ヨーグルトの水分を吸ってぱさぱさだったオートミールがもちもち食感になります。
夜作っておいて朝ごはん、または朝作っておいて夜ごはん、に出来ます。事前準備をしておけば冷蔵庫から出してすぐ(と言っても冷たすぎると赤ちゃんがお腹を冷やしてしまいますので、少しだけ常温に出してからが良いです)食べられるので、忙しい朝やお出掛けして帰ってきた時、仕事から帰ってきてすぐご飯あげなきゃ!なんて時に大活躍です。私も仕事に復帰してからは、帰宅して15分後にはご飯の時間、になるので、ちょっと遅くなってしまいそうな時には必ず朝準備していきます。もしほかのメニューにしたくなっても、はちみつ等をかければ大人も美味しく頂けますので無駄にはなりません。

バリエーションが豊富。オールインワン離乳食にも!

時間がないときに助かるオートミールですが、メニューのバリエーションが簡単かつ豊富だというメリットもあります。
初めのころは水や牛乳だけのオートミール粥でOKです。でも月齢が進むに連れて食べる量も多くなりますし、色々な食材を取り入れたい。そして栄養バランスも考えますよね。そんな時にもオートミールがぴったりなんです。

私は普段の大人向けの食事でも、あまり料理のレパートリーが少なく決まった野菜と決まった味付けの繰り返し、といった感じになってしまいがちです。そんな料理でも不満を言わず食べてくれる夫には感謝しています。でも子供には色々な食材、色々な味付けを知ってもらって食の楽しさを味わってほしいですよね。子供の離乳食を作るようになってから、今まで買わなかった野菜や果物を買うようになった人も居るのではないでしょうか。恥ずかしながら私はブロッコリーなんて買ったことなかったです。なので、使い慣れていない食材って、他の食材との組み合わせに迷ってしまいますよね。そんな時にはオートミール粥と併せてみましょう。結構なんでも合うと思うんです。私の主観ですが。
例えば、水でお粥にした場合、納豆や鮭なんかの和素材もいけます。牛乳や豆乳で作るときには野菜はたいてい何でもいけます。あとは果物やさつまいももオススメです。お米と同じくらい、なんでも仲良くできるんですよ。

そしてこのメリットが、オールインワン離乳食としての活用に繋がります。
ご飯、おかず、スープ、果物、と分けずに1つの器で完結することが出来るのが「オールインワン離乳食」です。もちろんその中で炭水化物、ビタミン・ミネラル、タンパク質が全て摂れるのが理想です。オートミール粥の場合はどうなるかというと…

【人参とバナナのオートミール粥(牛乳)】
オートミール→炭水化物
人参・バナナ→ビタミン・ミネラル
牛乳→タンパク質

となります。
かなり質素な感じがしますが、一応バランスの取れた食事が完成します。
私は特にタンパク質あげるのが苦手でしたし、ヨーグルトをぱくぱく食べてくれる子ではなかったので、このメニューでタンパク質摂取を当てにしていました。野菜や果物を数種類入れれば食材数を増やすことも出来ます。簡単メニューのラインナップとして加えてみては如何でしょうか?

スプーン食べの練習にぴったり

スプーンで食べる赤ちゃん

大人も手間のかからないオートミールですが、赤ちゃんが少し大きくなり、スプーンを持ち始めたころにも大活躍します。
うちの子がスプーンを持って掬おう、と動き始めたのは1歳3カ月の頃です。少し遅めですかね。まだまだ手づかみ食べしたい頃でした。そんなスプーン初心者さんは、当たり前のようにこぼしますよね。初めのうちは大人が手を添えて手伝いますが、それでもスプーンが傾いてポロポロ…。そんな時に登場させてほしいのが、ご存知オートミールです。オススメなのはヨーグルトで戻した状態の物ですね。いい粘度なんですよ、とても。スプーンで掬おうとすれば、必ず少しはくっつきますし、多少傾いても落ちません。赤ちゃんも自分で食べることに成功出来て喜んでくれる、はずです。
そのうち上手になってご飯でもスープでも挑戦し始めますが、まずはじめに、この零れにくいオートミールで練習させてあげると、ママの片づけへのストレスも軽減されて楽しく食事が出来るかもしれませんよ。

持ち運びに便利

そして最後に、これまでの3つのオススメ理由と比べると少し弱いのですが、紹介させてください。
それは、持ち運びに便利なことです。
1食分取り分けて持っていけば、まぁ軽いこと。レトルトに比べると準備が必要ですので、どこへ行くにも、という訳にはいきませんが、私は実家への帰省や旅行の時の予備として必ず持参しています。実家ではヨーグルトや電子レンジもありますし、旅先でもコンビニがあればヨーグルトが手に入りますよね。私は旅館の部屋にある湯のみにヨーグルトと入れて一晩冷蔵庫へ→朝ごはんとして利用したこともあります。湯のみ、離乳食にはぴったりでした。

まとめ

オートミールの栄養面という側面を抜きにした良さをお伝えしてきました。
準備が楽で、オールインワン離乳食にも出来て、スプーン食べの練習にもなる上に、持ち運びにも便利!というなかなか優秀な存在です。

試したことのない方は、是非一度使ってみてくださいね。
そしてお子様が気に入ってくれると良いですね。

 

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